通常多くの押入れやクローゼットはコストカットのため、石膏ボードにビニールクロスまたはベニヤ板で施工されています。これらの材料は湿度調整に向いていません。
押入れやクローゼットは普段密閉されているため、非常にカビが繁殖しやすい環境にあります。
当社の「ウッディオ」は、タンニンを多く含んだ杉赤身を全面に施工し、床面に杉板のスノコ、その下に調湿木炭を入れます。
これらの施工を行うだけで、押入れの調湿効果は抜群で、カビや匂いから大切な衣類を守ります。
壁面には防虫・防腐効果の高いタンニンを多く含む杉赤身をおすすめしています。
床面には杉板のスノコを敷き、調湿木炭を入れます。
さらに壁面を綺麗に見せたい場合は、杉と同様の効果がある、桐のパネルをおすすめします。
カビの繁殖しやすい温度は20度〜30度といわれ、普段密閉空間の押入れやクローゼットはまさにカビが繁殖しやすい環境にあります。
多くの押入れやクローゼットは、コストカットのため石膏ボードにビニールクロスまたはベニヤ板で施工され、調湿には不向きな素材が使用されています。
無垢材を使用することにより、湿度の高い時は木材が湿気を吸収し、押入れやクローゼット内は適度な湿度に保たれます。
生きている無垢材は湿度を吸収したり、外に出したりし、膨らんだり縮んだりします。木が呼吸をし生きている所以です。
ニオイの原因は、カビ臭さの他に湿度によるバクテリアの発生があります。
湿度が高い状態が続くとバクテリアが多く繁殖し、ニオイを発生します。
杉板を貼ると湿度を適度に調節してくれるので、バクテリアが発生しにくくなり、ニオイの原因も断ち切ることができます。
一般的に杉はタンニンと呼ばれる成分を含んでいます。タンニンは防虫・防腐の効果があると言われ、柿渋などにも含まれており、古くから日本では皮製品の防腐などにも用いられてきました。
当社ではこのタンニンを多く含む杉赤身をおすすめしています。